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地方神現場のビルメン面接に行ってきた【設備管理歴5年】

はじめに

あさかてつやです。本日ですが、生まれてはじめて地方ビルメン求人の転職面接に行ってきました。

ことの発端は、indeed。自分の地元求人を眺めていたところ、こんな求人を発見したのです。

 

 

・地方の公共施設の設備管理

経験者のみ募集

給与30万〜

日勤のみ

休日1◯日(多い)

必要資格はビルメン基本セット、ビル管電験優遇

※バレ防止で嘘が混ざっています

 

「おいおいまじかよ」地方の日勤のみで30万。こんなことがあっていいの?経験者限定で資格の縛りがあるとはいえ、とんでもない好条件を見つけてしまいさすがに即日応募しました。

 

いくつか確認したいことがあったので、直接電話で面接希望をかけてみたところ「では◯◯の〜時にお越しください」の返事が!こうしちゃおれんとその日から完全面接対策モード。準備期間は5日ほどでした。

 

準備

まずは兎に角面接対策。YouTubeで面接のノウハウをかき集めることからはじめました。中途面接の流れはシンプルで、自己紹介、職務経歴、志望理由、転職理由、そして最後に逆質問。これら合計5つの問いに対して対応ができれば、なんとかなるらしい。

 

自己紹介と職務経歴はすぐに思いついたけど、志望理由と転職理由は難航しました。待遇がいいこと以外、特に何もおもいつかないよ笑 こんなのいくら考えても無理だろと思っていたのですが、時間をかけてしっかり考えると、案外出てくるもの。なんとか前日には完成しました。

 

自己紹介と経歴はすでに並行してみっちり練習済み。ついでに強みや弱み、自分の会社情報や苦労したこと、成功体験なんかも聞かれるかもと、それなりにしっかりと対策。

 

今やっても忘れそうだから、明日の朝早く起きて練習しよう」志望理由と転職理由を得意技である明日の俺に任せるを発動し、面接に備えました。まぁ、だってビルメンの面接ですよ。なんとかなるっしょ。

 

余談ですが「趣味も自己紹介で言いましょう」という動画を見てマジかよって思いました。新卒面接ならわかりますけど、中途で必要かな、そんな情報。

 

当日

当日は朝の5時に目覚めました。しかしあくまで目覚めただけであり、そこから無限に二度寝三度寝と繰り返し、気づけば7時30分。家は8時30分には出ないといけないので、もう練習する暇がありません。

 

仕方がないので歩きながら復唱することに。完全に不審者ですが、こっちは人生かかってんだよと強気の姿勢で貫き通し、駅へと向かいます。

 

自分の向かう先の駅が人身事故の影響をモロに受けていて辿り着けないというアクシデントなどありましたが、なんとか開始2時間前には会場近くに到着。近くにあったカフェで時間を潰しながら、最後の足掻きです。

 

面接直前

早めに現場に到着したので中で時間を潰していると(公共の建物です)、開始数分前に担当から電話が。改めて面接する場所の確認などで、ついたら待っていてくれとのこと。約束の時間にこちらから電話する手筈だったので焦りました。

 

また、先に先方から電話が来てしまったけど、手筈通り時間になったらまた電話するの?というしょうもない疑問が。いらん不安を抱えてしまうはめに。

 

面接開始

再度電話するかどうかであたふたしていると、作業着の人が指差してこちらに向かってきます。「もしかして?もしかして?」みたいなジェスチャーをして接近してきたこのおっさんが今回面接を担当してくれる方でした。

 

ちなみに人事じゃありません。え、今回人事いないの?と思いましたが、まあいなかったらいなかったで別に問題ないです。履歴書を渡し、面接開始のゴングがなりました。

 

さー、どんとこい。こちとらきちっと対策済みだからよ(一部、今朝のみの即席仕様だけど)。そうして真剣な表情で身構えていると、開幕いきなりアイスブレイク。雑談がはじまりました。なるほど、こちらの気をほぐしてくれるタイプの方か。ありがたい。こりゃ、やりやすそうだぞ。

 

で、30分ばかし雑談をし、そのまま解散となりました。

 

面接内容

さすがにこれにはたまげました。なんせ終始、日常生活やお互いの現場経験とか、現場での苦労話なんぞをひたすらしゃべくっただけなんです。ぶっちゃけ、なんも考えてくる必要なかったです。返せ俺の時間ー。

 

さいごのほうになって、取ってつけたかのように「そういや自分、設備としてどうなりたいとかあるん?」という質問が唯一まともな質問であり、僕たちが面接官と受験者の関係になった唯一の瞬間でした(所要時間5分)。

 

いくら人事じゃないとはいえ、こんなんでええんかと思いましたが、正直楽しかった笑

 

ちなみに感触は良好でした。仮に内定が出たら、即首を縦に振る…は、ちょっとないと思います。

 

話していくうちに、出るわ出るわ。求人に書いていないことが。「実はなー、いま群管理的な取り組みしてるん」「多分いろんな現場行くことになるけど…いいっしょ?」「求人に30万てあったと思けど、おそらくないわ。だって泊まりで30行かないんよ笑?」

 

…笑 じゃねーっつーの笑

正直この条件だと揺れますね。配属自体は今回求人に出ていた建物になりそうらしいのですが、もしかしたら別現場?で巡回専門要員になる可能性があるらしいとのこと。

 

正直それはうーんだなと思いました。ただ、よくよく確認してみると「日勤のみ」らしいんですよ。地方ということで移動は車で、現場数もそんなに多くない。1日1現場。メイン担当とかじゃなくあくまで休みの人の為に入るポジションらしいので、、、あれ、もしかして結構よくない?でもさすがに「25万で^^」とかだったら絶対断ります。

 

担当「返事は来週中に送るわ。…ん?ハガキで通達だよ。どんな結果でもメールは使わないって言ってたわ」

 

担当「え?この後の面接??…、いや、うちの会社はこれだけだね。」

 

…大丈夫か?ほんとに大丈夫かこの会社?!

 

結構不安なんですけど、兎に角結果を見て判断しようと思います。そもそも不合格だったら意味ないですしね。

 

感想

自分の生涯ではこれまでにおそらく二桁回は面接をしてきたと思うんです。が、雑談のみの面接はさすがにこれがはじめての経験でした。世界は広いですね。

 

おまけ

担当「お、テツヤくんの会社から仕事もらってるわ

 

・・・やべー!